はつ恋

こんなにも誰かの事を愛せるなんて

永遠の片思い


私から彼にさよならを告げた



いっぱい悩んだ 考えた

限界だった




彼から離れる事を選んだ




10年以上続いた関係をLINEで終わらせ

ようとした



「待て 待て ちゃんと会って話そう」



「会ったらまたズルズルいきそうだから」

って冷たく言ったらしい

(らしいっていうのは後のLINEで聞いたから)





会って、ちゃんと私の思いの丈をぶつけた




そっぼ向いてたのは


溢れる涙を見られたくなかったから





桜の咲く季節



私の事だけを見てくれる

そんな人と一緒に

桜を見に行きたい

幸せになりたい




そんな事言われたら


「そうだよな、わかるよ

俺もずっと悪かったと思ってた


今までありがとうな  幸せになれ」



そう言ってくれた彼




自分からさよならしたくせに



涙が止まらないのは


何でなんだろう





まだ彼の事が好きなのか


これが愛っていうものなのか


だったら永遠の片思いでもいいから

ずっと彼の事 想っていようか




この先、どんな人と出会っても彼以上に

好きになる事はないだろうな



彼は私にとって特別な人だから

幸せになりたい


私の片想いから始まったこのはつ恋



10年と半年、何の約束もなく

放置される事も多くて



付き合ってるはずなのに片想いみたいな


ホントに私の事、好きなのか




いつまで続くのか 



連絡が来ないまま、いつの間にか終わって

しまうのか



わからないこの関係が





いつも不安で心配で


彼の事を想うと切なくて


彼からの連絡を待ってるだけの


そんな10年だった






幸せになりたい


何の不安も心配もしなくていい


私の事だけを想ってくれる

そんな人と幸せになりたい



ホントの幸せをみつけたい





繋いだ手を離したのは私の方だった

矛盾





したい彼としたくない私



彼は「いつまでも待つよ」

優しくそう言ってくれた



したくない訳じゃない、、、けど

それ以外でも繋がっていたい




愛されている実感がほしい




彼を繋ぎ止めておけるのは体の関係だけ

そう思っていた私が



体の関係を拒む、、、



矛盾してる