はつ恋

こんなにも誰かの事を愛せるなんて

調停離婚


離婚する事は決まったけど、具体的な話が 

進まないまま時間だけが過ぎて行く



私と子供達が新生活を送る為の新居も

引越しの日も決まったけど

旦那には伝えていなかった



旦那が留守の時にこっそり、夜逃げ同然に

誰にも知られず出て行きたかった


旦那が帰ってきた時、家具も家電も

私達もいなくなってて

ビックリするだろうななんて思ってたんだけど



その前に私宛てに家裁からの呼び出しが

あった

旦那が調停に申し立てをしたようだった



調停離婚

全くの無知だった私はまた不安になる

何をするのか 何を聞かれるのか



当日は双方の言い分を聞いて公平に

判断してくれるという調停委員という人が

2人いて 旦那とは直接の面会はなかった



始めから旦那の肩を持つ印象だった

公平じゃないじゃん

私の味方はここにもいない

そう思った




結果、養育費だけは毎月払ってもらう事


それだけを条件に離婚は成立



最後、書類にサインと印鑑を押して

裁判官みたいな人に

離婚が成立した事を ここに証明する

みたいな感じで読み上げられて


その時だけ旦那と対面した


ちょっと痩せたかな 

でも私だって痩せたよ 

食べられないし 眠れないし


会話はしないけど心の中でそんな事を

思いながら





始めて離婚の話をしてから5ヶ月弱


長かった