はつ恋

こんなにも誰かの事を愛せるなんて

忘れたいのに


泣いて泣いて ひとしきり泣いて


どんなに好きでも


届かない思いとか

伝わらなかった気持ちとか



そういう事もあるんだと思って 彼の事は諦めるしかなかった




とはいえ会社では、彼の姿が視界に入ったり


ちょっとかすれた彼の話し声とか


彼独特の笑い声が聞こえては また切なくなって泣きそうになる



こういう時、同じ会社なのって辛い



何食わぬ顔して仕事してる彼 




何で私ばっかりこんなに辛い思いしなきゃならないんだろう、、、。



彼の事は忘れよう

忘れなきゃ





そんな中、離婚に動きがあった